コロナウイルスの影響で結婚式の延期や中止が相次ぐ中、新しい結婚式の形として「オンライン結婚式」が定着してきました。
ZOOMというアプリに注目が集まったことやニュースになっていることから、ほとんどの方がオンライン結婚式について何かしらの知識や、イメージを持っていると思います。
ですがまだまだ実際に行う新郎新婦の数としては少なく、参考に出来る事例も少ないのが現状です。
選択肢の一つとしてオンラインでの結婚式を考えている新郎新婦が具体的なイメージを持てないだけでなく、プランナーさん達もまだまだオフラインに比べると提案出来る物も少なく、何らかのトラブルが発生してしまう事も少なくないようです。
これからZOOM 婚を考える方がイメージを掴めるように、より良いものに出来るように
私がZOOM 結婚式を終えてから気づいた事などについてお伝えしていきます。
私達のZOOM結婚式について
私達は2020年11月にZOOMで結婚式を行いました。
両家の家族とお手伝い頂いた方のみ会場で参加していただき、その他の親族や友達はZOOMでの参加をお願いしました。
会場は私が行っている教会を借りて行い、プロの手は借りずに、仲のいい方達に得意なものをお手伝いいただき全て手作りで行いました。
通信の問題、音響の問題、本格的に行う場合は何かしらトラブルは起こることが多いのでプロに任せないにしても詳しい人にお願いすることがおすすめです。
ドレスも友達に貸していただき、式から披露宴までの本格的にとりおこなっていただき1時間半くらいで行いました。
ZOOM参加の方に退屈されないくらいの時間設定をしましょう。
私達はZOOMの出入りを自由にして、特に出欠もとりませんでした。
私達のZOOM結婚式当日タイムスケジュール
朝のうちに髪の毛を美容師の友達にセットしてもらい
12:00 会場でドレス着替えなど身支度
12:30 最終打ち合わせ
13:00 家族会場到着
13:05 新郎新婦写真、家族写真
13:30 結婚式開始
オープニングムービー(妹作)
入場
誓いの言葉
指輪の交換
誓いのキス
退場
13:45 披露宴開始
司会者(友達)にオープニング話してもらう
友人スピーチ(共通の友達)
新郎新婦クイズ(3択問題をスライドで流し、参加者には紙に書いてもらって参加してもらいました)
プロフィールムービー(当日お手伝いいただいた方の知人に依頼)
コインご祝儀での購入品紹介
両親への手紙
ZOOM参加者とのお話時間 (ミュートを外してもらいお話)
写真撮影
15:00 終了
こんな感じなのですが 絶対に行うであろうファーストバイトは緊急事態宣言中で会場が飲食できなかったので出来ませんでした。
「コインご祝儀での購入品紹介」というのは、ZOOMでの結婚式をしない?と声をかけてくれて一番中心となってお手伝いしてくれた方が、ZOOM参加者や私の仲いい方に声をかけて500円ご祝儀を1万円以上集めてくれてその分で買った新生活グッズをお披露目するということをしました。
反省点:クイズの時にあたった人にオンラインプチギフト、スタバの電子チケットをプレゼントするなどがあれば盛り上がったなと感じた。
終わってから思ったやりたかったと思う演出
・「キャンドルリレー」
(参加者をしっかり把握出来る形の場合ですが、予め参加者に郵送しておき、当日順番に火をともしていき全員で吹き消すという参加型演出)
・「ZOOMのルームを作って写真撮影」(せっかくなので全体だけでは寂しい)
・「ルームごとに少しずつおしゃべり」
(新郎新婦対個人だけでなく、参加者同士でも話ができる時間があれば参加者にとって実際の結婚式に近い雰囲気を味わってもらえると思います)
・「サプライズ」(結婚相手にもしたかったし、お手伝いしてくれた方々にもしたかったです)
終わってみたらやりたいことがたくさん出てきます(笑)
やってみないとわからないことだらけだもんね
情報収集もっとしたかったよね。
オフラインの結婚式でもほとんどの方が一生に一度であんまりわかってないのに、オンラインで参考事例もあんまりないのはほんとにむずかしいね。
演出で使えるアプリ
・「エモゲーラボ」
早押しクイズのオンラインアプリです。予め主催者が問題を作ります。当日、リアルタイムで出題し、わかった方は回答ボタンを押します。早押しクイズのランキングが1問ずつ集計され最終の勝者がわかります。拍手や笑い声の効果音ボタンもあり盛り上がります。
一回の利用に39,800円かかるのですが、ご祝儀をもらうタイプで行うなら参加者にも楽しんでもらえて良いのではないでしょうか。
・「WEB招待状」
このアプリでは、ウエディングドレスではなく色付きの場合に ドレス当てクイズ欄をつくりたいと思います。オフラインの結婚式でもよく行われる演出ですがこれは盛り上がるのでオンラインでも出来るのはいいですね。
これにもプチギフトなど用意しておくと参加者もたのしめます。
まとめ
想像以上にとっても楽しい時間で、思い出に残る温かい時間となりました。
しかし、オンラインでの参加の方々にはオフラインの時のようには伝わりませんし、どう頑張っても同じように雰囲気を味わってもらうのは難しいです。
それをわかった上でどうすれば参加してくれる方々にも楽しんでもらえて、退屈しない時間を提供出来るかを考えましょう。
「参加型の演出」を入れていくことで少しでも空気感の共有ができるのではないかなと思います。
私達は出欠を取らない形だったため難しい部分がありましたが、ちょっとしたギフトの用意はしていたほうが主催側も気を使わず楽しめる気がします。
ご祝儀をいただくのであれば、食事の配達提供やそこまでしなくても、予め送るギフトや演出のための物などと一緒に乾杯用のドリンクを入れておくというのもいいですね。
私たちの場合は100%お手伝いをしてくれた方々のおかげで行うことが出来て、無事終えることが出来たのですが、とっても幸せな時間を過ごせるので、結婚式を諦める選択をする前にこのような結婚式の形も考えてみてほしいなと思います。
コメント
[…] 詳しいことは別投稿にしていますので下記リンクから飛んで見てみてください。【実録】私達のZOOM 結婚式演出、ZOOM結婚式を考えているかたへ伝えたいこと […]
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